こんにちは、そらいろシフォンです。
昨日、すごく「あ、まさにそれだ!」と思ったことがあったので書き留めておきます。
私の仕事の一つに人事系のお仕事があるのですが、よくお仕事変えたいと思った時とか再就職したいと思ったときに「転職」という言葉があるじゃないですか。
何者かから何者かへ100%移動するという考え方。
でもこれは企業にも休職者にも双方にリスクをはらんでいる。前職を辞めて、新しい会社に入社して、働き始めたらミスマッチだった、思ってた社風じゃなかったということもあるし、企業側も求めていた人材と違ったとか、思ったようなパフォーマンスが出ないとか、そういうことは現実によくあると思うんです。
でも時すでに遅し。転職してしまったから、簡単にサヨナラならなんてできない。お互いに。
だからコミットメント・シフトがいいんじゃないか、というのはとても自然発生的だなと思います。
コミット度合いを100%→100%にするんじゃなくて、プロボノやお手伝い、副業、業務委託からでいい、少しずつ興味のあるところに足を突っ込んでいって、マッチしそうだったら両足を突っ込んで、もっと時間を割いてもいいと思ったら半身くらい突っ込んで、もしかしたら最後には全身そこにコミットしてるなんてこともあるかもしれません。
こういう移動の仕方がすごくしっくりくる気がしたんです。
これは何も仕事の話だけじゃないと思います。
人間誰でも色々なものにコミットメントを割いています。例えば今の私だったら、仕事①、仕事②、母親/主婦業でそれぞれコミットメントを分け合っている感じです。
仕事①:仕事②:母親/主婦業=4:2:4 位でしょうか。
これは仕事量の波にもよるし、時期にもよります。子どもの予定にもよります。常に変動しています。
こういうところを柔軟に調整して、その時その時に最適で心地が良い形にしていくのがいいのではと思いました。
仕事だって100%→100%に転職するんじゃなくて、少しずつコミットメント・シフトしながら移行していく。だから副業やプロボノという概念が近年大きくなってきているし、キャリアを広げるためにもそれが自然な流れなのかなと思いました。
時代や概念は常に変動し進んでいきます。変化を楽しみながら、しなやかに生きていけたらいいなと思いました。
コメント