”インテグリティ”という沸騰ワード

子育て

こんにちは、そらいろシフォンです。

子どもがスポーツをしていると、コーチ等の指導者の指導が行き過ぎているのでは?と思う場面や、保護者がミニ監督みたいになってしまって指示出ししたり、ヤジのようなものを飛ばすということがたまにあります。

「おい!何やってんだよーー!」「行けよ!」「だからお前はダメなんだよ!」「違うだろ!」といった感情のこもってしまったコーチの強い言葉が聞かれることがあるし、

また、保護者の応援席から「右!右!」とか選手への指示と思われる言葉や、独り言かもしれませんが審判に対して「それはないだろう」とか、そういった言動を聞いたこともあります。

プロスポーツ観戦をしているときには普通にあることなのかもしれませんが、子どものスポーツでは少し行き過ぎているのではと感じることもありました。

子どものスポーツの目的は、プロとは違ってそれでお金を稼ぐわけでもない、勝つことだけがすべてじゃない、そのスポーツを通じて人として成長することを目的にしているからです。

そういったことを問題視して、協会も熱心に指導を始めた感じがあり、最近では「インテグリティ」という言葉がよく聞かれるようになりました。

調べると、インテグリティ(Integrity)とは、「誠実」「真摯」「高潔」などの概念を表す言葉だそう。

誠実に指導・観戦・応援するべき。例えば相手チームの子がミスをして自チームに有利になった場面であからさまに手をたたいて喜んだりするものよくないんでしょうね。自チームはもちろんですが、相手チームの子達の成長にも貢献するべきという考えです。

インテグリティを大切にして、スポーツを通じてみんなで子ども達の成長を助けていこう、育成していこう、と打ち出されています。

「勝たせてあげたい」「頑張って欲しい」という素直な心から発展してしまうものだと思うのですが、このあたりはきちんと線引きをして取り組んでいきたいものです。

特に保護者側は自分がサポートする割合も大きいため、熱が入りがち。かくいう私もそのきらいがありました。主役は子ども達なのに、指導者も保護者も自分事のように子どものスポーツに一生懸命になりすぎてしまうんですよね。

「インテグリティ」という沸騰ワードはしばらく言われ続けそうです。

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